小さなフランスの製本業者によって一世紀以上もの間作られ、ゴッホ、ピカソ、ヘミングウェイが愛した名も無き伝説のノートブック。そんな伝説を継承するモレスキン。撥水加工の黒くて硬い表紙に丸い角、手帳を閉じるためのゴムバンド、そして内側のマチ付きポケットが特徴です。
日本でも広告やアパレル関係の仕事をする方やデザイナーの方にも人気です。
さて、そんな世界各国で愛されるモレスキンはダイアリーも人気ですが、これまで日本では英語表記のものが販売されていました。英語表記なので日本の祝日はもちろん書かれていませんし、月や曜日などもやはり英語ではピンと来ないと感じる人も。(それでも英語表記版はオシャレですし大人気なんですけどね。)
「モレスキンのダイアリーを使ってみたいけど日本語表記だったらなぁ〜」という皆様にこの春良いお知らせが。なんと遂にダイアリーに日本語版が登場します。4月始まりのマンスリーとウィークリーです。
今回は手のひらサイズの「ポケットサイズ」の「ウィークリー」について英語版(1月始まりのもの)と徹底比較してみましたので、写真を中心にご紹介いたします。左側が「日本語版」右側が「英語版」になっています。
まずは表紙。これは流石に何の違いも見つけられませんでした(笑)モレスキンならではの凛とした顔です。
モレスキンの表紙をめくるとそこには必ずメッセージを書く場所があります。これは万が一このノートを落とした時に「どこへ届けて欲しいか」を謝礼の金額を添えて書くことができるスペースです。この定番のメッセージももちろん日本語が併記されています。
パーソナルデータを記入する欄すべて日本語併記です。
この単語はこういう意味だったのか!と新しい発見にもつながりました。
ウィークリーのダイアリーですが月間ページも付いています。見開き2か月の少しめずらしいレイアウト。
曜日や六曜が日本語で書いてあります。
振替休日もしっかりと
そういえば今年から「山の日」という新たな祝日ができたんですよね。
英語版にあった月の満ち欠けは日本語版では無くなっていました。
続いてようやくメインのウィークリーのページです。
ウィークリーはレフト型と言われるレイアウトで、右は横罫線のフリーノートとなっています。
月間と同じく曜日と六曜、祝日が追加されています。わかりやすいですね。
おまけとして英語表記版にはアドレスブックが付いていましたが、日本語版にはシールが付いていました。シールにもしっかりと日本語表記があり、わかりやすくなっています。
モレスキンは大好きだけど、英語のダイアリーは苦手という方やシンプルな手帳を使いたい方にぴったりです。選択肢が増えるのは大変嬉しく思います。ぜひ一度チェックしてみてください。
こんなあなたにおすすめ!
・モレスキンが好きな方
・モレスキンが好きだけど英語表記のダイアリーを敬遠されていた方
・シンプルな手帳が好きな方
Information
2016年 4月始まり ダイアリー (日本語版)|モレスキン
http://www.moleskine.co.jp/japanese_diary/