Writer:たかたく(髙橋拓也)
東京・市ヶ谷にある「市谷の杜 本と活字館」の企画展「ようこそ魅惑の書籍用紙の世界(2024年10月19日(土)~2025年02月16日(日))」に伺いました。
さまざまな書籍用紙の質感や特性を比較しながら、本づくりの魅力を再認識できる素晴らしい展示でした。紙の選択が本の印象を大きく左右することも実感しました。書籍用紙、奥深いです。
特に注目いただきたいのは、実際に触れて、持ち帰ることができる見本帳。
書籍本文用として抄紙されたものを中心に約60種類もの紙があり、実際に触れて持ち帰ることができます。
一種類あたり一枚とはなりますが、気に入った紙を持ち帰るのもよし、順番に全ての紙を持ち帰るのもOKです。
集めた紙はなんと天糊製本として加工していただくこともできます。(受付は17:30まで)
私は天糊製本自体は知っていましたが、実際に加工を目にするのは初めてでとても新鮮でした。
糊が乾くまで2時間ほどは開かない方が良いそうです。
入場も紙の持ち帰りも天糊製本もすべて無料となるまさに神?紙!企画展です。
紙好きの方や本好きの方にはぜひ訪れてほしいです。
10月から長期間の企画展であったにもかかわらず、ずっと忙しくしていてなかなか足を運ぶことができませんでした。
気が付けば会期は残りわずか・・・2/1〜2/16の休日は整理券入場となるようですのでご注意ください!
こんなあなたにおすすめ!
本が好きな方
紙が好きな方
Information
ようこそ魅惑の書籍用紙の世界|市谷の杜 本と活字館
https://ichigaya-letterpress.jp/gallery/000428.html
会期:2024年10月19日(土)~2025年02月16日(日)