人気エリアの地図がアレンジ自在なノートパッドに「MAP WRAP NOTEPAD」

遠目からでは線と図が不規則に並ぶ独特な柄にしか見えないのに、近づいてみるとそれは実在する街の地図!そんな驚きがあるステーショナリーシリーズ「mati mati(マチマチ)」が今年、大手地図制作会社のゼンリンから発売されました。

mati matiシリーズの中でも、私が特に気に入ったアイテムが「MAP WRAP NOTEPAD」。ノートなど紙モノ文具好きとしては、見逃すわけにはいきません!
「丸の内」「表参道」「吉祥寺」「天神」「京都」「梅田」「神戸」「横浜」8つの街の地図はどれもカラフルで、今まで見慣れた地図とは違った印象を受けます。
中紙には、日中をイメージした「デイカラー」と、夜をイメージした「ナイトカラー」の2種類の色が入っています。同じ地図でもデイカラーは明るくさわやか、ナイトカラーはシックで引き締まった印象になりますね。

mwnotepad01▲左から梅田、神戸、横浜のノートパッド

膨大かつ正確な地図情報を持つからこそ、デザインにはこだわった

ゼンリンは、およそ1000種類もの地図情報を組み合わせて、住宅地図を制作したり、カーナビ・Google Mapへ地図データを提供したりしています。

一般的に、地図で重要とされるのは「情報の正確さ」ですが、それだけではない新しい価値を地図に与えられないかという考えから、mati matiシリーズのプロジェクトが始動しました。創業から70年近い同社ですが、文房具を企画・発売するのは初の試みだったそうです。

プロジェクトメンバーの一人である奥田智子(おくだ さとこ)さんは「MAP WRAP NOTEPADに載せる地図の範囲をどうするかは、かなり試行錯誤した」と言います。具体的に、どういうことなのでしょうか?

mwnotepad02▲mati matiシリーズの開発に携わった、事業企画本部ビジネス企画部の奥田智子さん

「広範囲を載せようとすると一つ一つの建物が小さくなり、地図全体がぎゅうぎゅうに詰まった印象になってしまうんです。なので、『地図柄としてのデザインの良さ』を考慮して、泣く泣く掲載範囲を削った街もありました」(奥田さん)

デザインしているとはいえ、元は実在する街の地図情報です。当然、一部の建物の形や道幅を変えるわけにはいきません。正確な情報を扱うからこその難しさと言えます。範囲を決める基準はどうするか、検討を重ねた結果『その街の人々が思う、街の範囲』であることを重視することにしました。

「例えば京都の場合、最初は観光客にとって分かりやすい京都駅や清水寺などの名所も載せようと考えていました。でも全部載せると範囲が広すぎてあまり良いデザインにはならないんです。結局、『京都に住んでいる方たちにとっての京都中心部』に絞ることにして、地元の人や住んだことがある人に聞き込んで範囲を決めました。彼らがこの地図を見て、街への愛着を感じてもらえるようにしたいと思ったんです」(奥田さん)

もともと持っている膨大な地図情報だけでなく、街をよく知る人の声を丁寧にすくい上げた地図だったのですね。

また、MAP WRAP NOTEPADの地図には、地名などの文字情報が全く書かれていません。使う人が、地図を柄として楽しんで自由にアレンジできるようにしています。

文字情報をなくして新たに載せたのが、街ごとの特徴をアイコンにした「mati mati story」です。表参道ならファッション、梅田なら複雑すぎて「大迷宮」とも言われる地下街……といったように、それぞれの街ならではのストーリーが地図上に散りばめられています。
icon「ストーリーのアイデアは、プロジェクトチームのみならず、社内からたくさん出てきました。集まったアイデアの中から、弊社が持つデータで対応できるか、ターゲットの女性が好みそうかなどを考慮して決めました。ストーリー決めのときも、『その街の人たちが愛着心や誇りを持てるか』という基準を大切にしましたね」(奥田さん)

こんなに使える!MAP WRAP NOTEPAD七変化

奥田さん曰く「mati matiシリーズの中で、最も購入後の広がりがあるアイテム」だというMAP WRAP NOTEPAD。果たしてどれだけ広がりがあるのか……と考えはじめると、アイデアが次々出てきました!

1.包む

1枚あればミニぽち袋(右)が、2枚以上組み合わせれば好みの大きさで封筒ができます。同じ紙でも、表面に使う柄が違うとずいぶんと違った印象になりますね。
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2.飾る

フラッグガーランド(三角旗)やリボンもカラフルにできあがります。地図が不規則な柄のように見えますね。ホームパーティーなどで、賑やかな雰囲気を演出できそうです。
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3.装う

スマホや本にMAP WRAP NOTEPADで作ったカバーをかければ、あっという間にオリジナルアイテムに。マスキングテープやシールと組み合わせるのもアリですね。
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4.したためる

便箋として使うのも当然アリ。裏面は5mm方眼で薄いブルーの罫線と至極シンプルにできています。自由に書いて、学生時代を思い出す折り方で渡してみては?
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5.振り返る

ご近所散歩で行ったところを書き込んで、1日1ページ手帳に貼ってみました。地図に文字情報が全くないので、自分が見たい情報を自由に書き込んでオリジナル地図を作ることができます。使った筆記具は黒だけなのに、地図のおかげでページが一気に華やかになりますね。
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6.計画する

次に行ってみたい場所を書き込むうちに、旅したい気持ちが高まってきます。旅ノートにショップカードを入れるポケットを付けてみたり、表紙をコラージュしてみたりすれば、さらに旅気分が盛り上がりますね。
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7.探検する

それぞれの街に示されている「mati mati story」を、実際に歩いて追いかければ、見慣れた街でも新しい発見があるかも!?地図に文字情報が書かれていない分、想像力が掻き立てられます。

地図をきっかけに会話が弾んだり、楽しみが広がったりしたら嬉しい

「私自身が地図好きなので、mati matiシリーズの企画を進められて本当に良かった」と笑顔で語る奥田さんに、地図のどんなところが好きかを尋ねてみました。
「地図そのものというより、地図を眺めることが好きなのかもしれません。街歩きが好きなので、歩いた後で地図を眺めてあれこれ考えるのが好きです。徐々に『ここに行ったことがある』という場所が増えて、地図と現実世界が少しずつ結びついていくのが楽しいんでしょうね。自分の頭の中で地図がコンプリートされていくのが嬉しいです」(奥田さん)

この答えには、旅好き・旅ノートづくり好きな私も共感。これまで「自分が地図好きである」という自覚を持ってなかったのですが、私も地図好きなのでは……と思いました。自分は地図好きではないと思っているあなたも、実は地図好きの素質を持っているかもしれませんよ。

「地図が好きな人はもちろん、そうでなかったり、むしろ苦手意識を持つような方にも手に取ってもらって、地図により親しんでもらえるようになったら嬉しいです。地図を見ながら街のオススメ店や思い出話で盛り上がるとか、会話のきっかけにもなると思います。特にMAP WRAP NOTEPADは多様な使い方ができるアイテムなので、様々なコミュニケーションの場で活用してもらいたいですね」(奥田さん)

MAP WRAP NOTEPADをはじめとするmati matiシリーズのアイテムは、首都圏・関西圏を中心としたロフト47店舗とロフトネットストアで先行販売中です。地元の街、思い出深い街、これから行きたい街……あなたはどの街を選びますか?

こんなあなたにおすすめ!
・地図柄の文房具が好きな人
・素敵な柄の紙を使って身の回りのアイテムをアレンジするのが好きな人
・散歩日記や旅ノートをかわいくコラージュして作りたい人

Information

MAP WRAP NOTEPAD|ゼンリン
http://www.zenrin.co.jp/goods/matimati/item/map_wrap_notepad.php
mati mati series|ゼンリン
http://www.zenrin.co.jp/goods/matimati/index.php

– No Stationery, No life. 毎日、文房具。–– No Stationery, No life. 毎日、文房具。–

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