まさかの京野菜万年筆「鹿ケ谷かぼちゃと万願寺とうがらし」

まさかの京野菜万年筆

キングダムノートはモンブランやペリカン、パーカーなどの定番からビンテージ、希少な限定品まで、常に1,000本以上の中古・新品の筆記具を揃える筆記具専門店です。
甲殻類やくらげをテーマにしたインクなど、一風変わったオリジナル商品もリリースされているキングダムノートさんから、斬新な万年筆が発売になりました。

テーマはまさかの「京野菜」。

・・・

京野菜!?

そうです、京野菜です。私も初めにお聞きしたときは言葉を失いました。(本当に。)

今回は夏の京野菜として「鹿ケ谷かぼちゃ」と「万願寺とうがらし」が選ばれました。
ベースとなる万年筆は、セーラー万年筆の「プロフェッショナルギアスリム」が採用されています。

貴重な京野菜の万年筆を特別に見せていただきましたので写真を中心にご紹介します。

まずは「鹿ケ谷かぼちゃ」から
991401瓢箪のような形が特徴的な「鹿ケ谷かぼちゃ」

キャップが緑、同軸と首軸がオレンジ色。キャップを取るとオレンジの首軸が見える様子は、外は黄緑でも、中を割るとオレンジ色をしている鹿ケ谷かぼちゃを表現しているとのこと。なんとも言えないリアルな色使いが・・・

ペン先には鹿ケ谷かぼちゃのシルエットが刻印されています。

続いて「万願寺とうがらし」です。
02e9c3a0dc75f399f376bcd3ff9c24d6_s万願寺とうがらしは少し大きめのとうがらし。果肉は厚いのですがやわらかくて甘いです。私は焼いて食べるのが好きです。
それでは万年筆を見ていきましょう。キャップと首軸が明るい緑で胴軸が濃い緑です。とうがらしの瑞々しさを表現するために明るい緑には少し透明感をもたせたとのこと。
不思議なことに、とうがらしだと言われると、だんだん・・・とうがらしに見えてきます。
(余談ですがキングダムノートの広報担当宮下さんは京野菜シリーズのリリース資料を作っておられるときに、とうがらしが食べたい衝動に駆られて、何度か万願寺とうがらしが食べられるお店に行かれたそうです。)

こちらにもペン先にシルエットが刻印されています。

どうして一風変わったオリジナル商品を発売するのか?聞いてみました。

「万年筆という素晴らしい道具を使う人の裾野を広げたいと考えています。しかしながら、どうしても万年筆はハードルが高いと感じる人が多いのも事実です。安価な万年筆から万年筆の魅力を知って、高価なものも含め色々な万年筆を試していただくのも良いのですが、私たちはキングダムノートのオリジナル商品で”万年筆の新しい入り口”をご提案したいと考えています。例えば今回の”京野菜シリーズ”ですと”京都”や”野菜”に関心がある人の目に留まるかもしれません。そこから万年筆に興味をもってもらえたら嬉しいですね。」(キングダムノート広報担当 宮下様)

たしかに自分の趣味や好きなものに関連する商品は気になりますよね。例えば猫が好きな人が猫のグッズや文房具を集めたくなるように。

それにしても京野菜・・・。これからも「毎日、文房具。」はいつも斜め上の提案をされるキングダムノートさんを徹底的にフォローしてまいります!

こんなあなたにおすすめ!
・万年筆が好きな方
・京都が好きな方
・野菜が好きな方
・変わった文房具が好きな方

Information

キングダムノート×セーラー 別注万年筆 「京野菜 第一弾 夏」|キングダムノート
https://www.kingdomnote.com/html/kyoyasai/index.html

– No Stationery, No life. 毎日、文房具。–– No Stationery, No life. 毎日、文房具。–