この春、新社会人になるあなたに、配属初日に準備しておくことでスタートダッシュに出遅れないための文房具11点をご紹介します。
まずは基本セットから
①電話メモで伝言上手!
電話は誰よりも早く取ること!なんて言われても、だれでも初めてとる電話は緊張するものです。そもそもまだ社内の人の名前すらろくに覚えきれていないのに「聞き取れなかったらどうしよう。」「うまく敬語が話せるだろうか。」と不安になるのは当然です。
でも電話は容赦なくかかってきます。新人のうちはたくさん電話に出ることがはじめの仕事のようになることも多いでしょう。ちょっとでも不安を和らげて上手に電話に出る方法の一つとして初めのうちは電話メモを使うことをおすすめします。
電話メモには電話を受けた時に必ず確認すべき事項があらかじめ枠として用意されています。これに沿って電話対応をすれば確認漏れがなくなります。また、社内でも「ちゃんと電話をとってくれて安心だ」と評価されることにつながるでしょう。コクヨの伝言メモはリーズナブルでシンプル、新社会人にぴったりです。
伝言メモ|コクヨ
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②お仕事ノートはツイストリング・ノートで差し替え自由自在
新入社員はとにかくメモをとることをおすすめします。仕事において大事なことをメモすることは重要ですが初めのうちは何が重要で何が重要でないかがわかりません。まずはどんどんメモをすることが大切です。お仕事ノートとしておすすめしたいのはツイストリング・ノート。一見普通のリングノートのように見えますが、リフィルの入れ替えができます。ずっと残しておきたいページは残し、書きなぐったようなページは抜いて捨てることができます。また専用のパンチを使えば資料をノートに綴じることもできます。
カラフルな色はちょっと学生っぽい印象が出てしまうかもしれませんので、表紙はできれば落ち着いた黒などを選ぶとよいですね。
またツイストリングシリーズにはメモ帳もあります。メモ帳もノート同様に差し替え可能なので使い勝手が良いですよ。
ツイストリング・ノート|リヒトラブ
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③強粘着ポストイットで信頼も落とさない
ポストイットも仕事でよく使います。自分のタスクを管理したり、伝言に使ったり、資料に貼り付けて修正箇所をメモしたり。
ポストイットには製品によって実は粘着力に違いがあるのをご存知ですか?最近は強粘着のポストイットも人気です。仕事の大事なメモをはらりと落としてしまって、あなたの信頼を落とすことは避けたいですよね。すぐに捨てるようなメモには粘着力は不要ですが用途に応じて強粘着ポストイットも使い分けてみましょう。
ポスト・イット® 製品 強粘着ノート / ふせん
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④ちょっと良いボールペンで信頼感ゲット
最近は100円で買えるような透明な軸のボールペンでも書き味が良い製品がずいぶん増えましたが、ちょっと手元が良く見えるボールペンも用意しておきましょう。
特にお客様に契約書などの書類を書いてもらうような仕事の場合は安っぽく見えないボールペンを1本持っておくと良いですね。
とはいえ、まだ初任給ももらえていない状態で1本数千円~数万円のボールペンを持つのはハードルが高いです。
私がオススメしたいのはコストパフォーマンスが非常に良いゼブラのボールペン「スラリ300」です。値段は300円(税別)ですが、値段の割に高級感があります。インクも油性のしっかりした手ごたえと、ジェル(水性)のさらさらした軽さを兼ね備えたエマルジョンインクなので書き味が良いです。
取引先の前でメモをとるときも少し良く見えるボールペンで信頼感をゲットしましょう。
スラリ300|ゼブラ
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⑤自分の意見をまとめるための4色ボールペン
新社会人に求められることの一つに「自分の意見を言うこと」が挙げられます。
上司に何か報告するときも「で?君はどう思ったの? 」「君はどうしたいの?」「どうすれば良いと思う?」とまずは自分がどのように考えるかを問われます。
そこでおすすめしたいのはメモをとったりノートに何かを書くときに「得られた情報」と「自分の考え」を色分けして残すことをおすすめします。
私がおすすめするのは
・普段使いの色=青(もしくは黒)
・重要なこと=赤
・自分の考え、関心があること=緑
です。
色分けしてメモ上手に!そして自分の意見を持てる社会人になりましょう!
クリップ-オン マルチ1000|ゼブラ
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⑥テキストサーファー ゲルならにじまない
重要なところに蛍光マーカーを引いて目立たせることは学生時代でも勉強の際にされていたと思います。会社ではプリントアウトされた資料にマーカーをすることもありますが普通の蛍光ペンを使うとインクが滲んで資料もペンも汚くなってしまうことがあります。
テキストサーファー ゲルなら固形のインクなので文字が滲むことはありません。書き味も心地よいのでちょっとマーカーを引くのが楽しくなりますよ。
テキストサーファー ゲル
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⑦ちょっと緊張する押印をスマートに
仕事によってはハンコを押すシーンが結構あります。自分が押す場合もあれば、お客様に押印していただく場合もありますよね。シクオスという朱肉はフタが押印マットになっていますので綺麗にハンコを押すことができます。ちょっとした気遣いが嬉しい文房具ですね。
シクオス|シャチハタ
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雑務もテキパキこなせる新入社員に!
新入社員はいろんな雑務を任せてもらうところからがスタートです。
先輩の仕事を手伝ったりして仕事を覚えていくことになるでしょう。
ここからは雑務もテキパキと効率よくこなすための文房具をご紹介します。
⑧登板機会の多いホッチキスは機能にこだわって
最近は「軽く綴じられる」「平らに綴じられる」「たくさんの枚数が綴じれる」など使いやすいホッチキスが増えています。
昔から使っている「ガッチャーン!」と音がするホッチキスもいいですが、一度使いやすいホッチキスを新調してはいかがでしょうか?
私のオススメはMAXの「サクリフラット」です。コンパクトで手のひらサイズで使いやすく、軽い力でなんと28枚まで綴じることができます。また、針はフラットに綴じることができるので綴じた書類を積み重ねても分厚くなりません。
さらに!なんと補充心を入れておけるポケットのようなところがありますので、万が一作業の途中で針がなくなってもすぐ補充することができます。
手のひらサイズに8つの使いやすさをギュッと濃縮「サクリフラット」|毎日、文房具。
//mai-bun.com/sakuri-flat
サクリフラット|MAX
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⑨テープのりならベタベタしない、シワにならない
テープのりならベタベタしないし、シワにもなりにくく、乾くのを待つこともありません。例えば大量に封筒を封緘する際にも楽に綺麗に仕上げることができます。またメモしたものや資料の切り抜きをノートに貼るなど結構使うシーンが多い文房具です。
テープのりは使い分ける時代に「ノリノポッド」|毎日、文房具。
//mai-bun.com/norino-pod
テープのり norino pod ノリノ・ポッド|PLUS
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ちょっと気が利く文房具
最後に2点、ちょっと気が利く文房具を紹介します。
⑩プリントアウトした資料をオレッタでスマートに持ち歩く
取引先や懇親会の会場の地図などを用意するのも若手の仕事だったりします。もちろんスマートフォンでも見ることはできますが、さっと取り出して見れる点では紙が良いですね。オレッタはA4の紙を3つ折にして持ち歩くことができますので必要なときにさっと取り出すことができます。
かばんの中で目立つように明るい色を選ぶとより良いです。
オレッタ|キングジム
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⑪ワンパッチスタンプでパンチ穴補強
事業計画資料や年間の計画など大切な資料はファイリングします。ただ何度も何度も確認するうちにパンチした穴がどんどん広がって破れてしまったりします。
ワンパッチスタンプがあると手軽にパンチ穴の補強ができますのでいつまでも気持ちよく資料を見返すことができます。
ワンパッチスタンプ|コクヨ
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いかがでしたでしょうか?
ちょっと文房具を工夫するだけで信頼感がアップしたり、嫌な作業がラクに楽しい仕事になったりします。
文房具があなたの素敵な社会人デビューの一助となれれば幸いです。
※2016年3月20日修正:一部セレクションの見直しを行い、リライトしました。
– No Stationery, No life. 毎日、文房具。–