Writer:たかたく(髙橋拓也)
ジブン手帳大好き!髙橋です。ジブン手帳が好きすぎて過去に「ジブン手帳公式ガイドブック」に登場したこともありました。
さて、ジブンにまつわる様々な記録を残すためにとても便利なジブン手帳に大きなニュースが飛び込んで来ました。
作者のこだわりで発売開始から一貫してメインの紙として採用されていたのは「トモエリバー」でしたが、2020年版から「DIALY」と「IDEA」の紙がコクヨが開発した「THIN PAPER(シンペーパー)」に変わるというのです。
THIN PAPERはコクヨが新たに開発した紙です。2020年版のジブン手帳の発売は9月上旬からなので、まだ世の中に出ていない紙ではありますが、この度特別に事前に見本をいただきましたので感想をまとめてみました
薄くて軽い、なのにさりげなくコシがある。
THIN PAPERはトモエリバーと同じく薄くて軽い紙です。薄くて軽いのですが、トモエリバーより少しだけコシがある不思議な紙です。
コシがあるということは少しだけ厚みがあるということです。以前のジブン手帳と比較すると1mm厚くなったようですが、気にならないくらいだと思います。
なお、1mm厚くなったものの、総重量は変わらないそうです。不思議。
毎日持ち歩く手帳ですから、軽いのはありがたいですよね。
ヨレにくい
トモエリバーよりも少しだけ厚く、コシがありますのでフリクションや鉛筆を消した時にも紙がヨレにくいです。
手帳用にフリクションを使っている方も多いと思いますのでこれは嬉しいですね。
参考までに前のジブン手帳とヨレ具合を比較してみました。
こちらは前のジブン手帳
こちらがTHIN PAPERのジブン手帳です。
写真ではわかりにくいのですが紙のヨレ、そして凹みが軽減されたように感じます。
裏抜けしにくい
万年筆が好きな方は裏抜けも気になるところですよね。様々な筆記具で試してみましたが、THIN PAPERはトモエリバー同様裏抜けしにくい紙のようです。
トモエリバーよりも少し厚いので透け具合も軽減されているようです。
またトモエリバーと比べ、少しだけ明るい白で文字も見やすい気がします。
細いペンでも引っかからずに滑らかに書ける
THIN PAPERはスベスベしていてとてもかきやすい紙です。トモエリバーと比べると太い筆記具ではあまり違いはわかりませんでしたが細い筆記具ではその違いを感じることができました。フリクションの0.38mm径のボールペンで試したところトモエリバーは少し引っかかるような感じを受けるのに対し、THIN PAPERはスルスルと滑らかに書くことができました。
紙のムラが少ない
紙のムラが少なくなったのもTHIN PAPERに変えてよくなった点だと思いました。
光に透かすと違いがよくわかります。右がトモエリバーで左がTHIN PAPERです。
* * *
あらためて考えてみると、手帳用の紙の難しいところは「毎日持ち歩くのだから薄く、軽くしたい」というニーズと「書いた予定がしっかり見えるように裏抜けや裏透けしないで欲しい」「一年使うので耐久性が欲しい」というニーズをバランスよく満たすことなんですよね。THIN PAPERはそのバランスを追求したとても良い紙だと感じました。
以下は完全に個人の主観にはなりますが、THIN PAPERとトモエリバーの差がわかるようにレーダーチャートにまとめてみました。
さて!そんな新しい紙のジブン手帳の発売は9月上旬。でも「THIN PAPER」が気になる人はいち早く試してみたいですよね。
そんな方に朗報です。8月28日発売の「ジブン⼿帳公式ガイドブック2020」には、なんと「THIN PAPER」のおためしジブン手帳が付録になっているんです。
手帳の紙を変える。これは手帳のファンが多ければ多いほど大変な決断だったと思います。ましてや前の紙はファンが多い「トモエリバー」です。紙がトモエリバーだからジブン手帳を選ぶ、そんな人もいたでしょう。
でもご安心ください、「THIN PAPER」も負けず劣らず、とっても良い紙ですよ。
いち早く試したい人は8月28日発売の「ジブン⼿帳公式ガイドブック2020」についている冊子付録をぜひお試しください!
協力:コクヨ株式会社|実務教育出版
こんなあなたにおすすめ!
ジブン手帳を使っている方
ジブン手帳を使ってみたい方
紙が好きな方
Information
ジブン⼿帳 2020|コクヨ
https://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/jibun_techo/
ジブン⼿帳公式ガイドブック2020|実務教育出版
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