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一澤信三郎帆布の端材を折って作った「ORI sreiesのペンケース」

レーベルクリエーターズというメーカーによる面白い取り組みを見つけました。

こだわりのモノづくりの過程でどうしても出てしまう端材に新たな価値を与えて、生まれ変わらせるプロジェクト「MATE-RI-INNO(マテリノ)」です。

今回私が購入したのは、一澤信三郎帆布のかばんをつくる工程で、どうしても発生してしまう端材を使ってできたペンケースです。

あえてチャックやボタンを付けずに丈夫な帆布を折り込んで形状記憶させるだけでできたシンプルなペンケースです。

後ろにはポケットのようになっている部分がり、付箋やクリップなどを入れておくこともできます。

わざと解こうとしない限り、使っているうちにほどける心配はないとのこと。

同じ仕組みの名刺入れもあります。

考えてみると当たり前かもしれませんが、こだわりモノづくりをしているメーカーは、当然素材もこだわりをもって採用しているはず。なので、そこからでる端材は捨てるにはもったいない上質なものばかりなんですよね。

あらためてこれからのモノ選びには長く使える上質なものを選んでいきたいと考えるきっかけとなりました。

なお、信三郎帆布の製造工程の見直しから端材がほぼ出なくなったそうで、この商品については今のところ在庫限りの販売だそうです。(2018年6月2日現在)

気になる方はお早めにどうぞ。

私は麻布十番駅からすぐのレーベルカフェトーキョーで購入しました。

こんなあなたにおすすめ!
環境に優しい製品を使いたい人
シンプルな製品が好きな人
帆布が好きな人
一澤信三郎帆布が好きな人

Infomation

ORI series|レーベルクリエーターズトーキョー
http://www.label-creators.com/products/ori.html


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ABOUT THE AUTHOR

たかたく
文房具の魅力を紹介するウェブマガジン『毎日、文房具。』の代表 兼 編集長。文房具の素晴らしさを日本中、世界中に発信することがライフワーク。最近では文房具売り場のプロデュースやオリジナルノートブランド「DIALOG NOTEBOOK( https://dialog-notebook.stores.jp )」を立ち上げるなど、さまざまなことに挑戦中。
関西どや文具会 会員No.14
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