台湾の文房具ファンも熱狂「 紙博 in 台北 | PAPER EXPO 2019.11.16 – 11.17」

Writer:たかたく(髙橋拓也)

日本ではおなじみの紙の文房具や雑貨を楽しむことができるイベント「紙博」
作り手さんとの距離も近く、いつも熱気あふれる大人気のイベントとなっていますよね。

2019年の紙博は東京、福岡に続き、11月に初の台湾開催でフィナーレを迎えました。
私も現地の熱気を肌で感じるべく台北に飛んで参加してきました!你好!

会場となったのは、「華山1914文化創意産業園区」
こちらは日本統治時代に酒造工場として建てられた建物をリノベーションして作られた商業エリアで、今は流行やアート発信基地として現地の方だけでなく観光客にも人気です。
いつ訪問しても人が多く、何かしらイベントをしている印象です。

インスタ映えスポットもたくさんあります。

私は初日16日の昼過ぎに会場に到着したのですが、なんと入場制限が!この状態はオープンから夕方頃までずっと続いていたようです。

台湾の方も文房具や紙が好きな方が多いんですね〜。

中に入ってみると入場制限するだけのことはあってかなりの人、そして熱気でした。
紙が好きな人たちのエネルギーは万国共通だなと改めて感じました。

実際にお買い物されるみなさんの様子を拝見したり、何名か出店者の方に話を聞いたりしましたが、共通していたのは以下の3点です。

TOPICS1:台湾でもマステが人気

日本同様マステ人気はとても高いようです。HITOTOKIやmtのブースも人気です。

紙博限定のマスキングテープは早くも売り切れが目立ちました。

TOPICS2:色がはっきりしたものが選ばれる

これはちょっと日本とは感覚が違うかもしれません。
色がはっきりくっきりしたものから手に取られる傾向が強かったように感じます。

TOPICS3:キャラもの人気

台湾の人はかわいいキャラクターが大好きな方が多いですね。
街を歩いていても、コンビニに入ってもサービスや製品のイメージキャラクターをよく目にします。
紙博でもキャラクターが描かれた文房具や雑貨は人気を集めていました。
紙博会場ではちょっとゆるーいキャラが特に人気があった気がします。

台湾のブランドは2つ出店

せっかくなので台湾のブランドを紹介しておきましょう。

一つは「PAPERWORK 紙本作業」

こちらは、印刷会社とデザイン会社が協力し合って生まれた、台湾発のペーパーブランドです。
2016年に活版印刷のスタジオを設立してからは、リサイクル資源と様々な綺麗な印刷作品を利用し、紙製文具のデザインと製作を行っておられます。
私が気になったのは、千種創一さんという詩人の作品(短歌)を活版印刷で仕上げたポストカードと封筒のセット。

紙は南三陸で作られている温かみのある手漉き紙「NOZOMI PAPER」です。

300元以上購入した方には活版印刷体験の特典も。クリスマスツリーのオーナメントにも使えそうなカードをその場で作ることができます。

もう一つは「直物生活文具」

店主のタイガーさん


こちらは台北にある文房具店です。オリジナルのステーショナリーも発売されています。

私は、オリジナルのスタンプを購入しました。

後からイラストを書き加えることができる「HANDY STAMP」も人気です。

* * *

日本のブランドにも本当に多くのお客様がいらっしゃっていました。
紙や文房具が好きな方に加えて、日本のことが好きな方も多くいらっしゃったのではないでしょうか。

台湾の皆さんにとっては普段なかなか買うことができない日本の文房具を実際に手にとって、見て、作り手と話して、そして買うことができる楽しいイベントだったんだろうな〜とキラキラした笑顔を見ながら思いました。日本からわざわざ来て良かったです!

作り手と直接会って話せるのも紙博の魅力です!

また機会を作って、海外のイベントにも出かけたいと思います!再見!!

こんなあなたにおすすめ!
紙の雑貨や文房具が好きな方
台湾が好きな方
海外旅行が好きな方

Information

紙博 in 台北 | PAPER EXPO 2019.11.16 – 11.17|手紙社
http://kamihaku.jp/201911/

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