肌寒い季節になってきました。新しい年を迎えるカウントダウンが始まっています。そう、つまり来年の手帳選びの季節です。
さて、今回は2019年に大注目の「逆算手帳」をご紹介します。
逆算手帳とは?
逆算手帳とは、[こうありたい]とか[こうなりたい]という理想の自分になるためのビジョンを作り、そこから現在まで「逆算」して計画を立てたりやるべきことを考えられる「逆算思考」が実践できる手帳です。
では、「逆算思考」とは一体何でしょうか?
難しいように聞こえてしまうかもしれませんが、実はみなさんも日常生活の中で当たり前のように使っている思考法です。
例えば、会社や学校に行く時間が決まっていれば到着時間から逆算して家を出る時間を決めますよね。さらに、家を出る時間から逆算して朝ごはんを食べたり、歯を磨いたりする時間を考えて、目覚ましをセットする時間を決めているはずです。
このように先にゴールを決めて、そこから逆算して、今何をすべきか考えることを「逆算思考」と言います。
逆算手帳の使い方や中身は?
逆算手帳の使い方は大きく①Vision→②Plan→③Actionの3STEPで分けて考えると良さそうです。
①Vision:未来を具体化しよう!
まずはじめにやるべきことは、[こうありたい!]というワクワクする未来を具体化することです。
逆算手帳の中には「ライフビジョン」というページがありますので、漠然と考えていた夢や目標、いつかできたらいいな〜とふわふわと考えていたことを、具体的にしてゴールを設定します。
「できなかったらどうしよう。」
「無理かも?」
「周りの人になんて思われるだろう。。」
なんてブレーキを踏む必要はありません。
とにかく思い切って自分の想いに素直に、そして規制概念を一旦横に置いて、自分の夢や希望(そして欲望でもOK)をリアルに、具体的にしてみましょう。
後から何度も見返すページになりますので、見返したくなるようなワクワクしたイメージや写真を多用すると良いですね。
②Plan:未来から逆算しょう!
ゴールが設定できたらそこから逆算して計画を立てます。
ゴールが設定されてもすぐに今日何をすべきかを考えるのはちょっとむずかしいですよね。
ゴールから一足飛びに「今」を考えるのではなく、その道のりを少しずつ分解していくイメージで計画を立てます。
まず「ライフ逆算」というページを使って人生のアウトラインとなる計画をまとめます。
次に「10年逆算」のページを使ってこれからの10年間の計画をまとめます。
次に「1年逆算」「年間目標」のページでこれから1年間の計画をまとめます。
ここから先は月間や週間、そして毎日の予定にゴール実現のためのミッションやタスクを決めていきます。
その際に全体を俯瞰できる「ガントチャート」を使います。
毎日の予定を決めるまで遠回りな気もしますが、実はこれが夢実現への近道。
「やるべきこと」が明確になると同時に、「やるべきでないこと」もはっきりします。大切な資産である「時間」や「お金」、そしてなにより「気持ち」や「エネルギー」を「やるべきでないこと」に費やすことがなくなりますよね。
③Action:楽しみながら進もう!
さぁ、毎月、毎週、毎日の計画が出来上がったらあとは前に進むだけ。実行段階では楽しむことを意識してみると良いですね。
[こうありたい!こうなりたい!]からスタートして逆算思考で考えた今日の予定には「やらなければいけないこと」ではなく「やりたいこと」や「やりたいことのためにやるべきこと」がいっぱい詰まった1日になっているはず。
大変なこともあると思いますが、くじけそうになったらいつでも「ライフビジョン」のページを眺めてみましょう。そのためにも見るだけでワクワクしてくるような素敵なライフビジョンを作っておくことが大切です。
いかがでしょうか?
なんとなく忙しい毎日を過ごすことでいっぱいいっぱいになっている方には是非一度立ち止まって、ご自身のライフビジョンを作る時間を作って欲しい!と思い、逆算手帳を紹介しました。
来年の手帳は、やらなくてはいけないことがいっぱいの手帳を卒業して、やりたいことがいっぱい詰まったワクワクする手帳で2019年を迎えて見ませんか?
こんなあなたにおすすめ!
なんとなく叶えたい夢や目標がある人
手帳を活用して毎日楽しく過ごしたい人
毎日忙しく過ごしている人