まき(福島槙子) Writer:
誕生日のプレゼントを頂いたとき、お土産に菓子折りを頂いたとき……その包装紙や箱があまりにも美しくて、捨てられずにとっておいた経験はありませんか?
この本は、筆者の堤信子さんがそんなふうにして大切に大切に蒐集してきた、たくさんの紙モノがつまった1冊です。
本の中に登場するのは1,000点以上の紙コレクション。
日本のみならず、世界各地で集めた包み紙や紙袋、パン袋やお菓子の箱、切手、ヴィンテージレターセットまで……色とりどりで美しい、芸術作品のような紙モノばかりが収められています。
子供のころから紙を集めるのが大好きだったという堤さんは、フリーアナウンサーであり、万年筆などを愛する文房具好きとしても知られています。
今回は「紙を愛でる」楽しみ、そして愛でた後に「紙を生かす」楽しみを味わってもらいたくて、この本を書いたそう。本の中には紙モノの紹介だけでなく、紙との出合い方や蒐集方法、活用方法もたっぷりと綴られています。
中には万年筆のインクボックスばかりを集めたページなども。
「紙」と聞いてワクワクする人なら絶対に楽しめる、紙への愛が詰まった宝箱のような1冊です。
こんなあなたにおすすめ!
紙を見るとワクワクする方
紙採集の方法や紙の活用方法を知りたい方
Information
堤信子のつつみ紙コレクション|玄光社
http://www.genkosha.co.jp/gmook/?p=17601