独特のくすんだ色合いが美しい。「日本の生物シリーズ『甲殻類』」

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万年筆の魅力のひとつが豊富なインクですよね。ブランドの豊富なラインナップを試したり、理想の色を求めて自分でブレンドして色をつくったり、追求すると本当に奥が深〜い万年筆のインクの世界。万年筆ファンの間ではインクの魅力を「インク沼」と呼んだりもします。

さて、今回は9月23日(万年筆の日)にキングダムノートから発売されるオリジナルインク『甲殻類』をご紹介します。
キングダムノートのオリジナルインクは「日本の生物シリーズ」として、これまで第1弾『昆虫』、第2弾『野鳥』、第3弾『きのこ』と遊び心のある色が展開されてきました。今回の第4弾は『甲殻類』をテーマに作られたのですが、特別に一足先に見せていただきました。
気になる色は5色。「ヤシガニ」「シオマネキ」「タカアシガニ」「ニホンザリガニ」「クルマエビ」です。

ヤシガニ(Birgus latro):茶

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シオマネキ(Uca arcuata):くすんだ薄グリーン

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タカアシガニ(Macrocheira kaempferi):赤

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ニホンザリガニ(Cambaroides japonicus):青

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クルマエビ(Marsupenaeus japonicus)

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瓶に描かれたイラストも素敵ですね。
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私は、インク瓶の蓋についたインクのこのなんとも言えないくすみがとても気になりました。
甲殻類の生き物の生々しい色が見事に再現されていることがよくわかります。
取材時に初めてこの色を見た時の私の発言がコチラ

私:「うわ〜すごい!リアル・・・いい色ですね〜」
キングダムノート広報さん:「はい。そうなんです。それぞれの甲殻類が持つ絶妙な色を苦労して作り上げました。」
私:「この蓋についた感じとか・・・すごい・・・」(パシャッーパシャー←シャッターを切る私)
広報さん:「・・・(え?何を撮ってるんですか?)」

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私:「リアルだな・・・これってあの〜使ってるわけじゃないんですよね?」
広報さん:「え?何がですか?」
私:「いや、あの〜シオマネキのですね。」
広報さん:「・・・?
私:「あ、すいません。なんでもないです。忘れて下さい。」
広報さん:「え?あ、はい・・・。」
〜しばしの沈黙〜
私:「あの・・・シオマネキそのものの・・・」
広報さん:「(食い気味に)使ってません!(笑)」
私:「ですよね〜アハハ・・アハ・・・失礼しました。。。では続いて瓶の写真を撮りますね・・・。」

個人的にはニホンザリガニが欲しくなりました。(←シオマネキじゃないんかい!)
う〜ん私もついに沼に・・・。ズブズブズブ。
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発売を前にして既に万年筆ファンだけでなく、『甲殻類ファン』からも「普段は万年筆は使わないけれどこれは欲しい!」など期待の声があがる注目のオリジナルインク『甲殻類』。価格は各2160円(税込)。9月23日から新宿のKINGDOM NOTE店舗および公式サイトにて販売されます。

こんなあなたにおすすめ!
・万年筆をこよなく愛する方
・甲殻類をこよなく愛する方
・人とは違うアイテムが好きな方

Information

KINGDOME NOTE オリジナルインク 日本の生物シリーズ『甲殻類』|キングダムノート
http://www.kingdomnote.com/html/originalink_koukakurui/index.html
以下、インク見本
ヤシガニ (1)シオマネキ (1)タカアシガニ (1)ニホンザリガニ (1)クルマエビ (1)

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