手触り、書き味を愉しむ。書いて伝えるための紙「伝書紙(でんしょがみ)」

ちょっとしたメッセージを伝える時、何か贈り物をする時、気兼ねなくちょっとひと言メッセージを書くことができる「一筆箋」。

さて今日は、シンプルで男性でも女性でも使いやすく、また自分好みの紙を選ぶことができる一筆箋をご紹介します。

「日常に「うふっ」をプラスする」をコンセプトに展開されているステーショナリーブランド「プラスラボ」(山櫻)と文具のプロデュースやPRのコンサルティング、文具売り場のディレクションを手がけるステーショナリーディレクターの土橋正さんがタッグを組んで作った「伝書紙」。

天のり加工で綴じられているわけではなく、一枚ずつバラバラにパッケージされています。

様々な個性的な紙にシンプルな加工を施された罫線など、さり気ないデザインが特徴で、全部でなんと8種類のラインナップ。

先日開催されたプラスラボのイベントで「伝書紙」を選り取り10枚買うことができる「伝書バー」を体験して、全てのラインナップを入手してきましたので書き比べながらご紹介します。


(万年筆はPILOTのカスタム67、ボールペンはカランダッシュの849コレクション、鉛筆は三菱鉛筆のHi-uni(2B)を使用しました。)

no.1 「さくらCoC025」

「さくらCoC025」は、山櫻オリジナルの名刺の紙です。平滑度が高く角の直角がキッチリでていること、ヨレにくくするための密度(コシ)の高さが特徴です。

とてもしっかりした厚みがあります。
絵画の額のようなL字の加工はエンボスです。

no.2 「ダンデレードCoC」

「ダンデレードCoC」は便箋やノートなどに使われる紙です。ダンディマシンという機械を使ってつくった、欧米の紙ではスタンダードなレイド(透かし)が入った、日本製のステーショナリー用紙。どことなく和な雰囲気もただよいます。

罫線部分の加工はデボス(罫線部分が凹)です。

no.3 「淡クリームキンマリ」

「淡クリームキンマリ」は手帳などに使われる紙です。優れた印刷適正と高い不透明度が特徴のため書籍にも適しています。ベーシックなクリーム色が目にやさしく、やわらかい印象です。

クリーム色に合うオレンジのような罫線はちょっと珍しい6mmの方眼です。

no.4 「トモエリバー マット」

「トモエリバー マット」は辞典などに使われる紙です。分厚くて重いものを コンパクトにする薄くて軽いところが特徴。薄いのに裏抜けしにくくコシの強い丈夫な紙で約款などにも適しています。

高い筆圧をかけるとうっかり破いてしまいそうなほど薄いです。

5mm間隔でブルーのドット方眼が印刷されてます。

no.5 「紀州再生上質」

「紀州再生上質」は古紙パルプが70%以上配合されているため、ランダムに古紙の破片が含まれた、グリーン購入法適合の紙です。

よく見ると繊維を確認することができますが、よい風合いに仕上がっています。
一段おきにエンボス加工がされています。エンボス部分は少しふわふわした書き味も愉しむことができます。

no.6 「ダイヤバルキー」

「ダイヤバルキー」は絵本や図録などに使われる紙です。ラフな風合いでありながら印刷のインキが均一に着き、深みのある印刷ができることから塗り絵やコミックなどにも使われます。

中心部分はエンボス加工で浮き上がっています。

no.7 「HS画王」

「HS画王」はスケッチブックなどに使われる紙です。 ふわっとしたラフな風合いとやさしい手触りで、めくりやすいことから絵本やコミックにも使われています。

12mmほどの罫線が間隔を空けてデボス加工(凹)されています。

no.8 「白夜(びゃくや)」

「白夜(びゃくや)」は日めくりやデパートの包装紙などに使われる、薄く強度のある紙です。艶面とザラ面があり筆記具との相性の違いがはっきりした紙です。

2.5mmのブルーの罫線が間隔を空けて印刷されています。

色々な紙の手触り、そしてエンボスなどの加工の感触、そして書き心地を存分に楽しんだうえで私が選んだのはno.2の「ダンデレードCoC」でした。

適度なコシとレイド(透かし)の雰囲気、そして万年筆との相性がとても気に入りました。

大げさなギフトでなくても、たとえば事務的な書類を取引先に送る時でも、ひと言手書きのメッセージを添えるだけで気持ちは伝わります。

一筆箋がある生活を「伝書紙」で始めませんか?

こんなあなたにおすすめ!
贈り物をする機会が多い方
日常的に書類などの郵送作業が多い方
手書きでメッセージを書くことが好きな方

Infomation

伝書紙|プラスラボ(山櫻)
http://www.yamazakura.co.jp/products/selection/lab/denshogami/index.html


– No stationery, No life. 毎日、文房具。–

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