お知らせ|モノ雑誌売上No.1の「MonoMax 2016年7…「GINZA RAKUGAKI Café
私は落ち着いて物事を整理する時や、誰かにメッセージを綴るときによく万年筆を使います。
本当はもっともっと万年筆を使いたいのですが、外出先やスピードが求められるビジネスの場ではキャップ式の万年筆は少々使い難かったりしますので、そこはやはりノック式のボールペンが主役になっていました。(そう、エナージェルとか。)
いつかはノック式の万年筆も欲しいなーと思っていたところプラチナ万年筆からノック式の万年筆が発売になるというニュースが飛び込んできました。
その名前は「CURIDAS(キュリダス)」。ノックによりペン先を「繰り出す」機構と CURIOSITY(好奇心)とを掛け合わせた造語から命名されました。
実は1965年にプラチナ万年筆からは「プラチナ ノック」というノック式の万年筆が発売されていましたので、55年ぶりに最新の技術を纏って再登場したことになります。
万年筆はペン先が乾くとすぐに書き出せなかったり、乾燥が進むとそもそも書けなくなってしまいます。
なのでしっかりと密封できるキャップ式が一般的なんですよね。
ということで、やはりノック式万年筆の1番の課題はペン先の乾燥です。
ペン先の収納部は内部にエラストマーと言われる柔らかい材質が使うことで機密性を高めてインクを乾きにくくしています。。また、ペン先収納部の機密空間が小さく、インクの蒸発が抑えられているとのこと。たしかにノックしてすぐにかすれることなく使うことができています。
ボディは透明樹脂で作られており、ノック式万年筆の複雑なメカニズムを楽しむことができます。
もともとクリップは握りの邪魔にならない場所に配置されていますが、専用の工具で取り外すことができますので気になる方は外してもOKです。
キュリダスを持ち運ぶようになると、その登板頻度はかなり高くなったことから、やはり書きたい時にすぐに書けることは大切なんだなと改めて感じました。
カラーはプリズムクリスタル・グラファイトスモーク・アーバングリーン・アビスブルー・グランレッドの5色。それぞれペン先は極細・細・中が用意されています。極細は手帳や小さいノートにも相性が良さそうですね。
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Information
CURIDAS(キュリダス)|プラチナ万年筆
https://www.platinum-pen.co.jp/curidas_jp.html