MOLESKINE+で体験する、はじめてのスマートライティング「モレスキン スマートライティングセット」

MOLESKINE+の最新シリーズ

世界中に愛好家が存在する伝説のノート「モレスキン」が、デジタルにも力を入れているのをご存知でしょうか?

それは「MOLESKINE+(モレスキンプラス)」というモレスキン製品とアプリケーションで構成された、デジタルとアナログをつなげるシステム。

専用ノートブックに書くというアクションが、すぐにデジタル化される仕組みを実現しています。

最新シリーズはスマートペンとペーパータブレット、専用アプリケーションで構成された「スマートライティングセット」です。今回はこのプロダクトについてご紹介します。

強力にデジタル進化した相棒

長年のファンにとって、モレスキンはビジネスやクリエイティブワーク、毎日の暮らしに欠かせない頼れる相棒のような存在です。

いつものようにペンを使ってノートに書くというアクションが、リアルタイムでデジタルワークになっていく。まさにスマートライティングという名称がふさわしい、新しい感覚を覚えます。

モレスキンのオリジナルスマートペン「 Pen+(ペンプラス)」はBluetoothでスマートフォンとつながります。

ボールペンとして「ペーパータブレット」という専用モレスキンノートに書いていくと、ペンストロークがリアルタイムで専用アプリケーションに同期されます。

ペンの電源を付けた状態で記述しておけば、その情報はペン内部にデータ保存。その都度アプリケーションを立ち上げておく必要はなく、あとでまとめて同期させることができます。

まずはペンとノートだけを用意し、何も考えずにただ書きたいことを書けばいいのです。

スマートライティングセットの構成

それでは、セットを開封していきましょう。

このセットは、次のような構成になっています。

  • Pen+スマートペン
  • Pen+用にデザインされたモレスキン ペーパータブレット(独自のドットレイアウト)
  • USBケーブル1本(スマートペン充電用)
  • インクリフィル1本(ZEBRAの芯)
  • ユーザーマニュアル

スマートライティングセットの箱

箱裏

箱の中身

ペーパータブレットを開いた状態。ドットになっています。

Pen+スマートペンの全体像

Pen+スマートペンのペン先

アプリを開いた状態でメールマークにチェックを入れると、書いたページがPDF変換されて自動でメールに添付されます。

ドットの中に、さらに細かいドット。

 

スマートライティングの流れ

モレスキンのスマートライティングは次のような手順で体験できます。

  1. BluetoothをONにした状態で、アプリを開きます
  2. Pen+スマートペンのスイッチを押します。
  3. スイッチを長押しすると、アプリと接続されます。
  4. ペーパータブレットを開きます
  5. ページに書き始めます
  6. アプリ上に、リアルタイムでアナログワークが反映されていきます
  7. アプリの編集機能によって、書いた文字への色付けや内容へのマーカー付けができます。
  8. 書き終えたページのメール送信は、ページ右上のメールマークをペンでチェックするだけ。

ノートを開く、スマートペンの電源を入れて、ボールペンとして使う。
たったこれだけで、あなたの書いたものがデータ化される仕組みです。

アプリには主に次のような機能があります。

  • デジタイズ(手書き文字をデータ抽出する機能)
  • タグ(ノートにタグ付けする機能)
  • レコード(録音する機能。ノート記録とともに声の録音が可能)
  • シェア(画像、PDF、テキストでSNSなどに共有)

アプリケーションに保存されたノート内容をシェアするのはとても簡単。手書きのままSNSに投稿できるので、新しい使い方が見つかりそうです。

デジタルへの本気度を感じる製品

現在はスマートフォンやタブレット向けの手書きアプリケーションが数多く存在します。その中で自分にぴったり合うを探し出すのは難しいのではないでしょうか。

でもこのモレスキンは、あくまでも主役はノートとペンです。書いた内容をデータ化しやすいように、ペンとノートの両方をスマート化させています。

携帯電話からスマートフォンに変えたとき、誰もがその操作性と可能性にワクワクしたと思います。同じように、ペンとノートの両方が発展したのがスマートライティングであり、まだ言葉でうまく説明できない「大きな進化」を感じます。

スマートライティングセットを使っている他のユーザーは「このアナログ感を残したままのデジタル化を、どう表現すればいいのか、どう活用すればいいのか。大きな興奮を持って、試行錯誤している」という感想を述べています。

ユーザーの意識を変えることなく、アナログ活動を気づかないうちにデジタルデータ化してしまう試みには、モレスキンファンの1人として、強い感動を覚えました。

モレスキンを愛してきたファン全員に、このスマートライティング体験の感想を聞いてみたいところです。

ペーパータブレットにスマートペンでスケッチした状態。

アプリケーションにリアルタイムで反映されていきます。色付けをすることもできます。

いつもどおりノートに書いていくだけで、アナログな線、文字がその場でデータ化されていく最新テクノロジー。

スマートライティングセットの持ち主は、先進的な文具を保有し使っているという優越感、満足感がめばえていくでしょう。

アナログとデジタルの壁をなくしたスマートライティングセットは、日常的なライティングワークとともに、クリエイティブな思考シーンに欠かせないツールになっていく予感がします。

まだまだ奥が深いアナログからデジタル化への技術を、今後もウォッチしていきたいと思います。

こんなあなたにおすすめ!
icon-check ノートに書いた内容を、リアルタイムでデータ化したい人
icon-check 打ち合わせメモをすぐにシェアしたい人
icon-check 手書きのクリエイティブワークをシェアしたい人

Information

スマートライティングセット|モレスキン
http://www.moleskine.co.jp/smart_writing_set/

– No Stationery, No life. 毎日、文房具。–– No Stationery, No life. 毎日、文房具。–