来年用の手帳が続々と発売され、手帳売り場も活気づく今日このごろ。今回から数回に渡り、2015年のまき的イチオシ手帳をご紹介していきたいと思います!
記念すべき第1回目はテチョラー(手帳好き)の間で話題沸騰中の「MOON PLANNER(ムーンプランナー)」をご紹介します。先日銀座で行われ、これから神戸→大阪→横浜→台湾と巡回予定の「第三回 手帳100冊!書き比べ総選挙!!」にもエントリーしています。
この手帳、文具メーカーが作っているものではなく、普通の会社員として働く女性2人が全て一から企画・製作しているというもの。生み出された過程もさることながら、手帳の中身もあっと驚くものになっているんです。
型破りだけど心地良い「MOON PLANNER」
「MOON PLANNER」はこれまでの手帳と全く違い、月や曜日の区切りにとらわれず“月の満ち欠けのリズム”をもとに作られた、新しいタイプのスケジュール帳です。
現在販売されている多くの月の満ち欠けカレンダーは、一ヶ月均等な枠の中に月齢が書き込まれているだけでした。
しかしムーンプランナーは日付のスペースの大きさに変化をつけ、バックをグラデーションで陰影をつけることで、アイコンや文字になるべく頼らず開いただけで今の月の状態が直感的に把握できる仕組みになっています。
そう、開いてみると分かるのですが、この手帳の見開きページは必ず「新月」と「満月」から始まっています。見開きで見渡せるのは約2週間。でも月の満ち欠けのリズムに従っているので、必ずしも14日間が1見開きになるとは限りません。
今までたくさんの手帳を見てきましたが、ここまで潔く1年や1ヶ月、曜日の区切りを取り払った手帳はなかったです。しかも、全く見慣れていない型式であるにもかかわらず、違和感を感じません。それどころかなんだか心地よいのです。それは普段私たちが意識せずとも何かしらを感じ取っている“月のリズム”という普遍的なものに従っているからなのかもしれませんね。
「MOON PLANNER」をどう使うか
さて、この変わった型式の手帳、どのように使いましょう。もちろん、普通のスケジュール帳と同じように、予定やタスクを書き込んでもよいと思いますし、その日の体重や体調など、カラダに関することを記録するのも良いですね。
Since the beginning of the notebook is also attached to wish list write a wish and goals, and also I think good to make the goal of a long span.
1Because Saku is half a year, it is convenient to carry thin. Just looks good even as a sub-notebook.
でも、私は公式Twitterでつぶやかれていた製作者さんのこの一言にとても納得してしまいました。
ムーンプランナーは手帳、スケジュール帳の形をしていますが、わたしは実はあれは「時計」だと思っています。月の時間がわかる時計。だから、個人的には別に何か書き込まずに眺めているだけでも十分役割を果たしてくれているのです。時計に何か書き込む人はあまりいません。
— ムーンプランナー公式アカウント (@moonplanner) 2014, 10Month 6
眺めるだけ。それだけで十分な手帳って、すごいなぁ。
その他にも細かいところまで製作者さんのこだわりがたくさんつまっている「MOON PLANNER」。もっと詳しく知りたい方は、ぜひ実物をお手にとってみてください(基本的に店頭販売をほとんどしていないようですので、購入はOfficial WEB siteからどうぞ)。
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・今までにない変わった手帳が欲しい人
・月の満ち欠けのリズムを感じながら生活したい人
・サブ手帳を探している人
People who want to look at, "watch the moon of time is known"
Information
MOON PLANNER (Moon planner) official WEB site
http://moonplanner.jp/
— No Stationery, No life. Every day, stationery.–