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暗くなったら宝探しにいこう。夜だけ開く文具店「ぷんぷく堂」


日が落ちるとポウっと暗闇に浮かび上がる、赤い提灯とお店の明かり。千葉県市川市にある「ぷんぷく堂」は、夜だけ開く小さな小さな文具店です。真っ赤な扉を開けると、店内には所狭しと文房具が並べられています。

いえ、並べられているというより、棚にも、引き出しにも、ラックにも文房具が溢れています。しかもなんだかどれも、街の文具店では見たことがないものばかり……。 ここにあるのは全て、店主の櫻井さんがセレクトした懐かしの文房具や、珍しい文房具。

ずらっとならべられた昭和の鉛筆や海外製の鉛筆、懐かしのキャラクターが表紙のノート、重厚感ある鉛筆削り……。デッドストックの文房具もありますよ。ディスプレイの棚や箱だってレトロです。お店の中には引き出しがついた箱や棚がたくさん。ここにも実は文房具が入っています。

何が入っているかは、開けてみてからのおたのしみ。宝探しのような気分を味わってくださいね。
店内ではいろいろな個所で、不思議なものや珍しいものがたくさん見つかります。売り物ではないものもあるけれど、「これはなんだろう?」「これはどう使うのかな?」と思ったらぜひ、櫻井さんに聞いてみてください。鉛筆削りを試しに使ってみたりすることもできますよ。お店には、櫻井さんが生み出したぷんぷく堂オリジナルの文房具もたくさんあります。

「競馬新聞で作ったレポート用紙」や「1日100文字したたメモ」など個性的なアイテムが揃う中、いちばん人気は「あなたの小道具箱」。鉛筆やレターセットといった文房具はもちろん、テーブル周りの小物や工具など、大切な道具を入れて持ち運ぶための大人のお道具箱です。硬質パルプ「パスコ」という50年以上持つ丈夫な素材を使い、町工場で一つ一つ手作りされています。色はきいろ、あか、あお、みどりの4種。どれも紺色のバンドつきです。しかもぷんぷく堂の実店舗で購入した人だけ、うわぶたと中箱の色の組み合わせを自分で選べるんですよ。私も通販や他の店舗では購入せず、ぷんぷく堂で色を選んで自分だけの「あなたの小道具箱」を手に入れました。うわぶたが赤、中箱が青。とても気に入っています。 でも「なんで夜だけ開くの?」と不思議に思った人もいるでしょう。

店主の櫻井さんもよく聞かれるようですが、「だって文具店が夜開いていたら、面白いでしょう?」と答えるそうです。深い理由はありませんが、その答えを聞くと誰もが笑顔になるといいます。平日は水曜日以外、17時から22時までオープン。開店やイベントのスケジュールはお店の公式サイトでチェックしてくださいね。近所のやんちゃな小学生も、遠方からやってくる文具ファンも、レトロなものが大好きな若い女性も……誰でも自然に受け入れてくれるぷんぷく堂。

仕事上がりに、学校帰りに、少し足をのばしてお店に行ってみてください。夢中で引き出しの中を覗いていたら、あっという間に時間が経ってしまいますよ。

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icon-check 古い文房具が好きな方
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Information

ぷんぷく堂
http://www.punpukudo.jp/
住所:千葉県市川市八幡5-6-29
アクセス:JR本八幡駅 もしくは京成八幡駅から徒歩約10分


ABOUT THE AUTHOR

まき(福島 槙子)
「毎日、文房具。」副編集長。文具プランナーとして文房具の情報を発信しています。その人その人にぴったりの文房具を見つけるお手伝いや、日々の生活に役立つ文房具、主婦目線での文房具の使い方をご提案します。特に好きな文房具は手帳、付せん、猫モチーフのもの。

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